デイトレード向け戦略を幾つかご紹介します。
一日中張り付くイメージがあると思いますが、それだけがデイトレードではありません。
時間は有意義に。
コラムもこれで最後になりました。
これまでの話は「トレードのコツ」ページから全て読めます。
ずばり、
「指値」「逆指値」です。
エントリーと同時に、指値と逆指値を置いて下さい。
そのためにまずは
分割エントリー、分割エグジットを身に付けましょう!
あなたがフィボナッチを使えるなら買い場は幾通りも考えられるでしょう。
その中から2か3つに分割してエントリーするのがオススメ。
深い押しと、浅い押しなどに分けておき、
枚数も3枚に分けてナンピン買いの指値(IF-DONE)を置きます。
※イフダンとは、指値で買い注文を出した時に「損切り位置と利食い位置も同時に決める」という注文形式です。
フィボナッチなら、エントリー位置も正確、エグジット位置も正確です!
前のページでご紹介したように、全ての高値安値がフィボナッチでしたよね?
だから、あなたの指値に掛かってから上昇する可能性は高いのです。
枚数は減らして!
デイトレード中、どこかへ出掛けたい!という時にやるべき行動は3種類あります。
クローズしてしまえば、残るは指値のみ。
両建てすれば、利幅を確保出来ます。※もちろん逆指値はそれぞれ置いておく
この両建てというのは、当たり前ですが利益を挟み込むものです。同値で両建てしても意味はありませんからね。
枚数を減らせば、心理的負担はほとんどなくなります。
損をしても数千円とか、そういうレベルまで落としてから出掛けましょう。
私としては、特に両建てがオススメですね。
フィボナッチをマスターすれば天底は簡単に取れますから、
その時点での一番大きな値幅を両建てで確保出来ます。
ですが、次の市場が始まって、さらに値が伸びるかも知れませんよね。
そんな時は、片方のポジションが逆指値に掛かって
さらに値幅が伸びるでしょう。
欲をかかない事です。
どうせ、その日の内にクローズするのですから、適当なところでやめましょう。
昼間に利益が出たところでポジションを決裁したとしても、
夜になって米国市場になれば、またトレードチャンスは生まれます。
概して、昼間の方がトレードは簡単ですし
わざわざ難しいアメリカでやらなくても良いとは思いますが(笑)、
しかし値幅が出やすいのもまた夜です。
簡単な値動きの内に、少しでも利益になっている間に、
やめておいた方が
一日終わった時には良かったな、と思えるかも知れませんよ。
基本的に、値動きが簡単だから利益が出ますし
難しい値動きの時にやっても無駄です。
値動きが悪ければまた今度。
毎日3回以上はエントリーチャンスがあるのが普通ですから、
いつでも良いではないですか。
ご自身の時間を優先して下さい。
時間をおおいに掛けてトレードばかりして、損失でも出そうもんなら(笑)
人生においてその時間は何なのでしょう。
提案としては
などの措置を取って、時間を有効に過ごす事です。
相場のチャンスなんて、勝率が高いポイントは少ないので
時間 対 効果は仕事に比べて低いのです。
時間戦略をお持ちでなければあれですが、
動く時間は決まっています。
ヒントを出しておくと、株式市場のオープンと昼休憩を
日本と欧州と米国のそれぞれで計算してみて下さい。
そしてその時間だけにエントリーする方が良いポイントで入れますし、
無駄がありません。